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東京都心で2日連続の真夏日…日曜日には「最高34℃」 熱中症に要警戒

2022年6月21日 21:22
東京都心で2日連続の真夏日…日曜日には「最高34℃」 熱中症に要警戒

21日、梅雨前線の影響で九州では朝から大雨となったところもありました。一方、東京都心では2日連続の真夏日に。関東では週末にかけ気温の上昇も予想されていて、熱中症に警戒が必要です。

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21日、西日本から東日本の南岸にかけては梅雨前線が停滞し、九州では大雨となったところもありました。熊本・天草市では大雨の影響で、幅4メートルほどの崖崩れが発生。

近隣住民
「恐ろしいですよ。前はこんなことはなかった。初めてですよ!」

鹿児島県でも非常に激しい雨が降り、南大隅町に土砂災害警戒情報が出され、鹿児島市や西之表市などに大雨警報が出されました。

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厚い雲が空を覆った東京では、最高気温30.1℃を観測し、2日連続の真夏日となりました。こうした中、気になるのが「蒸し暑さ」です。

30代(東京・銀座)
「本当に湿気がすごくて、すごい不快って言ったらあれですけど」
「寝苦しいときもありますね、エアコンがないと」

東京の最小湿度は2日連続で50%を超えていて、22日も78%と予想されています。

家具大手のニトリでは、梅雨の時期に便利な商品が人気だということです。

ニトリホールディングス広報部 岩脇由依さん
「こちらは『Nクール敷きパッドダブルスーパー』という、冷感素材を使った敷きパッドになっています」

ベッドのマットレスに、この敷きパッドを着けるだけで、“ひんやりベッド”に早変わり。独自の冷感素材のひんやり感に加え、蒸れにくさがプラスされたということです。

さらに、梅雨入りしてから売り上げが2倍ほどに増えているというシートもあります。

ニトリホールディングス広報部 岩脇由依さん
「マットレスって洗えないですし干せないけど、こもりがちな湿気というのを、これが吸収してくれて」

シートには水を吸うことで知られる珪藻(けいそう)土が入っていて、敷くだけで湿気がこもりにくくなるということです。

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また、東京では23日から気温が上がり、26日には最高気温34℃と、今年最高となる見込みです。

こうした中、気象庁は21日、7月から9月までの3か月予報を発表しました。北日本と東日本、西日本では気温が高い見込みで、特に梅雨明け後は一気に気温が上がる予想となっているため、熱中症への警戒が必要です。

特に熱中症対策が必要とされるのは、ガラス工房です。21日、東京・杉並区にある工房を訪ねると、工房内の気温は人の体温とほぼ同じで、野外よりも暑い36℃以上になっていました。

吹きガラス体験に訪れた人は、額に汗をかきながらガラスの花瓶作りを行っていました。

参加者
「暑いです。ここにいるだけで暑いですね。思ったより暑かったですね」

ガラス自体は涼しげなイメージがあるため、夏に吹きガラス体験の希望者は増えるといいます。このため、工房では熱中症対策が欠かせません。

ブルー・グラス・アーツ 金山義信代表
「途中途中で合間をぬって、『はい、じゃあちょっと今、お飲み物を飲みましょうか』と、声をかけながらやっています」

冷蔵庫には飲み物と梅干しを常に用意。暑いからこそ十分な対策をとっているということです。

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