天皇ご一家 御料牧場での静養の様子を側近が明らかに 誕生した子牛を見守り、愛子さまが名付ける
天皇ご一家が栃木県にある御料牧場で静養された時の様子を側近が明らかにしました。ご一家は子牛の誕生を直後から見守り、愛子さまは、その子牛に「レインボー」と名付けられたということです。
天皇ご一家は、今月5日から6日間、栃木県にある御料牧場で静養しましたが、側近によりますと、ご一家は牧場内を自転車で移動し、馬や牛など様々な動物と触れあい、イチゴやアスパラガスなどを収穫して職員たちとタケノコ掘りも楽しまれたということです。
滞在中にはメスの子牛が生まれたということで、ご一家は、生まれた直後から立ち上がるまでの様子を間近で見守り、初乳を与える様子もご覧になったということです。
生まれる直前に虹が出たことにちなみ、愛子さまがその子牛に「レインボー」と名付けられたということです。
今、御料牧場では防疫体制を強化していて、動物と触れ合う時には、ご一家は白い防護服を着用されたということです。
また、御料牧場には天皇皇后両陛下が1994年に中東を訪問された際にオマーン国王から贈られた馬「アハージージュ号」の子で、去年末に死んだ「豊歓(とよよし)号」の墓所があり、ご一家で花とにんじんを供えた他、全ての動物のための碑にも供花されたということです。