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男児の心臓手術で重い脳障害 兵庫県立こども病院で医療事故

2024年7月25日 19:28
男児の心臓手術で重い脳障害 兵庫県立こども病院で医療事故

兵庫県立こども病院は去年、10歳未満の男の子の心臓手術で、重い脳障害が残る医療事故があったと公表しました。

兵庫県立こども病院では、去年5月、神戸市内に住む10歳未満の心臓病の男の子の手術で、誤って心臓内に空気が入り込んだということです。

男の子は脳への酸素の供給が一時的に止まり、言葉を発することができなくなったほか、自力での歩行ができなくなるなど重い脳障害が残りました。

その後の調査で、執刀医は「他の合併症に気をとられていて気づかなかった」と話しているということです。

また、県立がんセンターも2022年、80代の男性患者をMRI検査した際に検査結果を見落とし、去年、再検査するまでがんの発見が遅れ、転移も確認されたと医療事故を公表しました。