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西日本と東海の一部でくもりや雨 太平洋側を中心に断続的に雨 関東は引き続き変わりやすい天気

2023年8月8日 8:34
西日本と東海の一部でくもりや雨 太平洋側を中心に断続的に雨 関東は引き続き変わりやすい天気

●台風6号

奄美地方の東の海域を進んでいる台風6号は、8日(火)はゆっくりとした速さで屋久島付近に進む見通しです。台風本体の雨雲がかかる九州南部や奄美では、非常に激しい雨や1時間に80ミリの猛烈な雨が降り、瞬間的に45メートルと、走行中のトラックが横転するような猛烈な風が吹く見込みです。

また、8日(火)の夕方以降は、鹿児島や宮崎にも活発な雨雲がかかり、同じような場所で長い時間雨が続きそうです。

さらに9日(水)は、九州を暴風域に巻き込みながら西の海上を北上して、10日(木)以降、朝鮮半島に進む予想です。動きが遅く、長時間にわたって広範囲に影響が出るおそれがあります。

●8日(火)の天気

西日本と東海の一部でくもりや雨となり、太平洋側を中心に断続的に雨が降るでしょう。晴れ間の出る関東は引き続き変わりやすい天気となりそうです。北海道は夕方にかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。

●予想最高気温

九州から東北にかけて34℃前後でしょう。フェーン現象の影響で日本海側ほど気温が上がりやすく、新潟は37℃の予想です。

東京34℃、名古屋、大阪 35℃

●週間予報

・大阪~那覇

九州は10日(木)にかけて大荒れの天気が続くでしょう。近畿、中国、四国地方も湿った空気が流れ込み続けて、雨の量が増える見込みです。総雨量が平年の一か月分を大きく超える大雨となるおそれがあります。断水や停電対策、ハザードマップの確認など、今できる備えをしてください。

・札幌~名古屋

関東や東海も10日(木)頃にかけて雨の降りやすい天気が続くでしょう。週末以降は次の台風の影響を受ける可能性があります。お盆期間で移動を計画されている方も多いと思いますので、最新の気象情報を確認してください。北陸は晴れて、猛暑が続く見込みです。