【天気】奄美は大荒れ続く 九州南部は夕方以降、猛烈な風吹く恐れ 西日本や東海の南東斜面、非常に激しい雨の所も
◎台風6号
台風6号は8日(火)から9日(水)にかけて九州の西の海上を北上する予想で、九州にかなり接近する見込みです。今回の台風は暴風域が広く、動きが遅いため、広い範囲で影響が長引く恐れがあります。台風の東側にあたる九州では大荒れの天気が、九州から東海の太平洋側では大雨が長く続きそうです。
奄美や九州南部、九州北部では9日(水)にかけて、トラックが横転するほどの猛烈な風が吹く恐れがあります。また、奄美や九州南部では引き続き、8日(火)の夜にかけて線状降水帯が発生する恐れがあります。
◎あすの全国の天気
奄美は大荒れの天気が続くでしょう。九州南部も次第に雨風が強まり、夕方以降はトラックが横転するほどの猛烈な風が吹く恐れがあります。
四国から東海、関東、東北南部も雲が広がりやすく、所々で雨や雷雨になりそうです。西日本や東海の南東斜面を中心に雨が非常に激しく降る所もある見込みです。北海道も雨が続き、激しく降る所がありそうです。
一方で、北陸は晴れて猛暑になるでしょう。
◎あすの予想気温
朝の最低気温は西日本と北陸、東海で27℃前後でしょう。関東と東北は25℃くらい、札幌は22℃の予想です。
日中の最高気温は福岡で34℃、大阪で35℃、新潟で37℃、名古屋で36℃、東京で33℃、仙台で30℃、札幌で26℃の予想です。
引き続き、東北から九州の広い範囲に熱中症警戒アラートが出ています。気温がそれほど高くなくても、湿度が高く、不快な蒸し暑さになりそうです。
◎週間予報・大阪~那覇
九州や四国は10日(木)にかけて荒れた天気が続くでしょう。中国地方も9日(水)と10日(木)は風が強まりそうです。そして、宮崎や高知、紀伊半島などでは10日(木)にかけて記録的な大雨となる恐れがあります。
◎週間予報・札幌~名古屋
北海道は9日(水)にかけて雨が続くでしょう。関東や東海は、この先、曇りや雨でぐずつく見込みです。次に発生する台風の情報にもご注意ください。北陸はしばらく晴れて、危険な暑さが続きそうです。