【天気】台風6号、勢力維持し北上 8日は九州が暴風雨に 土砂災害や河川氾濫などに警戒
【台風6号】
台風6号は、勢力を維持したまま、ゆっくり北上し、8日(火)は鹿児島本土も暴風域に入るでしょう。九州は暴風雨に見舞われるとともに、九州南部や四国、近畿南部、東海など太平洋側を中心に非常に激しい雨が降り続きそうです。九州南部や奄美は線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性もあります。降り始めからの総雨量が8月ひと月分を大きく超える大雨となるおそれもあり、土砂災害や河川の氾濫などに厳重な警戒が必要です。
■最大瞬間風速(8日)
奄美、九州南部 45メートル
九州北部、四国 30メートル
■予想24時間雨量(~8日夕方)
奄美、九州南部 300ミリ
四国、東海 250ミリ
九州北部 200ミリ
近畿 180ミリ
■予想24時間雨量(~9日夕方)
九州南部 300~500ミリ
四国 300~400ミリ
【全国の天気】
(8日)台風6号の影響で、九州で雨と風がともに強まるほか、台風周辺の湿った空気が流れ込む東海から九州の太平洋側を中心に大雨が続くでしょう。関東甲信も晴れたり雨が降ったりと天気が変わりやすい見込みです。一方、北海道は前線の影響で雨が続きそうです。気温は北陸など日本海側でとくに高く、40度近い暑さになる所もあるでしょう。
■予想最高気温(高い地点)
38度:長岡、上越市高田
37度:新潟
36度:富山、名古屋、岐阜、佐賀、長崎
■予想最低気温(前日差)
札幌 22度(+2 真夏並み)
仙台 26度(+1 熱帯夜)
新潟 28度(±0 熱帯夜)
東京 26度(±0 熱帯夜)
名古屋 28度(+3 熱帯夜)
大阪 28度(+2 熱帯夜)
広島 28度(-1 熱帯夜)
高知 27度(+2 熱帯夜)
福岡 28度(-1 熱帯夜)
鹿児島 29度(+1 熱帯夜)
那覇 27度(±0 熱帯夜)
■予想最高気温(前日差)
札幌 26度(±0 真夏並み)
仙台 30度(-2 真夏並み)
新潟 37度(±0 猛暑日)
東京 33度(-2 真夏並み)
名古屋 36度(+3 猛暑日)
大阪 35度(+2 猛暑日)
広島 35度(+4 猛暑日)
高知 31度(+1 7月中旬)
福岡 34度(±0 真夏並み)
鹿児島 32度(+1 7月中旬)
那覇 29度(±0 6月上旬)
【週間予報】
台風6号は10日(木)には九州の北へ抜けるでしょう。週末は西日本で夏空が戻り、35度前後の猛烈な暑さになりそうです。一方、南鳥島近海にある熱帯低気圧は、8日(火)以降、台風7号になって、小笠原諸島方面へ北上する見込みです。来週は関東で台風7号の影響が出るおそれがあり、今後の動きに注意が必要です。北海道は10日(木)頃まで雨が続きますので、土砂災害などにご注意ください。