越谷市の中に“もう一つの越谷”その正体は?謎に迫る
埼玉県の南東部に位置する越谷市。その越谷市の中には、“もう一つの越谷”が存在しているというのです。正体は何なのか、その謎に迫りました。
越谷市民に聞いてみると――
越谷歴20年
「越谷の中の越谷…想像がつかないです」
越谷歴15年
「聞いたことない。越谷町みたいなこと?」
越谷市民でも「聞いたことがない」と話す“もう一つの越谷”。正体は何なのか、その謎に迫りました。
every.がたずねたのは、越谷市役所の濵野さん。“もう一つの越谷”を知る人です。濵野さんの後をついていくと…
越谷市 都市整備部 公園緑地課 濵野行正さん
「こちらがもう一つの越谷です」
案内されたのは、見渡す限りただの池。実は、この池を上空から見ることで、その意味が明らかになるのです。
でこぼこと特徴的なこの池の形、なんと、越谷市そのものと、うり二つ。市の50分の1サイズで東西南北も同じ向きだということです。
この事実に越谷市民は──
越谷歴23年
「あー本当だ!知らなかったです」
越谷歴42年
「本当だ!そっくりだ。みんなにも教えてやりたい」
市によると、この池は浸水被害を軽減するための調節池。いまから30年ほど前に、治水対策として整備されました。なぜ市の形をしているかというと──
濵野さん
「市民の皆様との郷土愛を育んでいこうという形の中で、市のシンボルになるような形で整備しました」
ちなみに、池の中にある島の形は、越谷市の鳥“シラコバト”がモチーフとなっているということです。