１８日、東京・江戸川区は、すし店で従業員５人の集団感染が発生したと公表しました。

従業員５人が新型コロナウイルスに集団感染したのは、江戸川区中葛西にある「桜すし」です。保健所によりますと、今月６日、従業員１人の感染を確認し、店も翌日から休業しましたが、その後、さらに４人の感染が確認されたということです。カウンター越しに接客していた人がいたほか、調理場で働いていた人も客との接点があったということです。

この店では、手指の消毒やマスク着用など対策をとっていましたが、混雑時には客同士の距離２メートルを確保できず、都の虹色のステッカーも掲示していませんでした。

保健所は６日までに店を利用した人で体調が優れない場合は「帰国者・接触者相談センター」に連絡するよう呼びかけています。