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御嶽山噴火からまもなく9年 火口付近「八丁ダルミ」の規制解除

2023年7月29日 16:08
御嶽山噴火からまもなく9年 火口付近「八丁ダルミ」の規制解除

2014年に起きた長野県と岐阜県にまたがる御嶽山の噴火災害で、多くの死傷者が出た火口近くの尾根「八丁ダルミ」への立ち入り規制が29日、緩和されました。

29日午前10時半、長野県王滝村に位置する御嶽山の王滝頂上では立ち入り規制の看板が外され、登山者が山頂を目指しました。

規制が緩和されたのは山頂の剣ケ峰と王滝頂上を結ぶ火口近くの尾根「八丁ダルミ」と分岐して木曽町側につながる「二ノ池トラバース」です。死者・行方不明者63人を出した2014年9月の噴火災害以降、一般の登山者が通れるのは初めてです。

東京から来た人「ここでたくさん亡くなられたんだなと思うと複雑な気もしますね」

王滝村は「八丁ダルミ」にシェルター2基を設けるなど安全対策を講じ、10月11日まで立ち入り規制を緩和します。また、入山する場合はヘルメットの着用などを呼び掛けています。