成田空港の新タワー完成 航空機を誘導
成田空港で航空機の誘導などをおこなう新しいタワーが完成し公開されました。
高さ60メートルの新しいランプコントロールタワーは老朽化した現在のタワーの横におよそ2年かけて造られました。
成田空港では国内で唯一、管制官と別に空港会社の職員が地上走行する航空機の誘導や駐機場を調整するランプコントールという作業をおこなっています。
扱う飛行機は1日に700便近くありましたが新型コロナウイルスの影響で、現在は半分ほどになっています。
1978年の開港当時、古いタワーは管制塔として使われていましたが、開港直前、空港建設反対派に占拠される事件もありました。
成田国際空港会社・手島正樹さん「成田空港使って良かったと思っていただけるように、今以上に安全、安定を目指した運用をしていければ」
新しいタワーの運用は今月10日から始まります。