新型コロナウイルスの水際対策として、国際線が到着する羽田空港などに唾液での抗原検査が導入され、検査能力をこれまでの２倍近くまで上げていくということです。

加藤厚労相「スムーズに流れれば１時間程度で検査まで終了する。時間が短縮されるというメリットがあります」

羽田空港と成田空港では、２９日から唾液による新型コロナウイルスの抗原検査が導入されました。これまで水際対策として、海外から入国する人はＰＣＲ検査を受けることになっていて、結果が出るまで、翌日まで待たされるといった問題が指摘されていましたが、これにより、１時間程度と大幅に時間が短縮されます。

加藤厚労相は、羽田空港で１日２０００件の検査能力を２倍に近い「３８００件まで上げていく」と述べました。来月１日からは、関西国際空港でも導入されるということです。