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“電車の中に有毒化学物質”想定訓練 地下鉄サリン事件から30年を前に

2025年2月6日 20:20
“電車の中に有毒化学物質”想定訓練 地下鉄サリン事件から30年を前に

地下鉄サリン事件の発生から30年となるのを前に、都内で、電車の中に有毒な化学物質がまかれたという想定で訓練が行われました。

6日午後、東京・昭島市のJR拝島駅では、走行中の電車内で、不審者が刃物を振り回しながらペットボトルに入った有毒な化学物質をまいたという想定で訓練が行われました。

1995年3月20日に発生した「地下鉄サリン事件」から来月で30年となるのを前に行われたもので、特殊部隊が化学物質を除染したほか、病院の職員がけが人をトリアージする手順を確認していました。

警視庁立川署の葛城署長は、「テロを起こさない社会の実現のためには官民の協力が必要不可欠で、それぞれの強みを生かしてより多くの方の安全を守っていきたい」としています。

最終更新日:2025年2月6日 20:20