「差別されたまま死にたくない」同性婚めぐる控訴審で原告訴え
同性同士の結婚が認められていないのは憲法に違反するとして同性カップルらが国を訴えている裁判で26日、東京高裁で控訴審が始まり、原告の男性は「差別されたまま死にたくない」と訴えました。
この裁判は、同性婚を認めていない民法などの規定が憲法に違反するとして国に損害賠償を求め、全国各地で集団訴訟をしているものです。
このうち、都内の同性カップルら8人が訴えた裁判ではことし3月、1審の東京地裁が同性婚が認められないのは「違憲状態」と判断しましたが、賠償を求める訴えは退けたため、原告側が控訴していました。
26日東京高裁の第一回口頭弁論で、原告の山縣真矢さんは、「同性パートナーと寝食を共にしてきた実態は、異性カップルと何ら違いのない『婚姻の本質』を伴っていると断言できる」「一度限りの人生で差別されたまま死にたくはありません」と訴えました。
同性婚をめぐっては2019年以降、全国5か所で6つの訴訟が起こされており、地裁での判断が分かれる中、ことし3月、札幌高裁が2審では初めて「違憲」と判断しています。
この裁判は、同性婚を認めていない民法などの規定が憲法に違反するとして国に損害賠償を求め、全国各地で集団訴訟をしているものです。
このうち、都内の同性カップルら8人が訴えた裁判ではことし3月、1審の東京地裁が同性婚が認められないのは「違憲状態」と判断しましたが、賠償を求める訴えは退けたため、原告側が控訴していました。
26日東京高裁の第一回口頭弁論で、原告の山縣真矢さんは、「同性パートナーと寝食を共にしてきた実態は、異性カップルと何ら違いのない『婚姻の本質』を伴っていると断言できる」「一度限りの人生で差別されたまま死にたくはありません」と訴えました。
同性婚をめぐっては2019年以降、全国5か所で6つの訴訟が起こされており、地裁での判断が分かれる中、ことし3月、札幌高裁が2審では初めて「違憲」と判断しています。
最終更新日:2024年11月20日 17:09