CO2“低排出”緑色の特別塗装機「ANA Green Jet」日本の空を初フライト
全日空の緑色の特別塗装機が二酸化炭素の排出量が少ない燃料を入れて初めて日本の空を飛びました。
環境に配慮した緑色の特別塗装機「ANA Green Jet」が14日、国内線で運航を開始し、羽田から福岡に向け出発しました。
二酸化炭素の排出量が少ない新たな航空燃料「SAF」を必要燃料の約10パーセント、1000リットル搭載したということです。
今回搭載されたSAFは、フィンランドの企業が廃食油や動植物の油脂などを原料として製造したものです。
全日空はグループ全体で2030年までに燃料の10パーセント以上をSAFに置き換える方針ですが、コストが通常のジェット燃料の3倍から5倍と高い上、流通量も少ないことが課題で国産のSAFの製造が急務となっています。