ビデオリンク証人尋問「克行被告から現金」
参議院議員・河井案里被告の裁判で、東京地裁と広島地裁をつないだビデオリンク方式を利用した証人尋問が行われ、証人の広島県議が克行被告から現金30万円を受け取ったと証言しました。
案里被告の裁判では、東京地裁への出廷が難しい証人の尋問を広島地裁とつないだビデオリンク方式で行うことになっています。13日の裁判では、このビデオリンク方式で広島県の高山博州県議の証人尋問が行われました。
高山県議は、「克行被告が『当選おめでとうございます。これ、気持ちです』と内ポケットから白い封筒を出されました」「かなり強引でした。『当選祝いだから』と何回も繰り返し押し返されるもんですから」と、現金30万円を受け取ったと証言しました。
克行被告がお金を渡した目的については、「案里被告の選挙の協力だと思います」とも証言しました。