案里被告裁判も…ビデオリンク証人尋問とは
河井案里被告の裁判で、東京地裁と広島地裁をつなぐビデオリンク方式での証人尋問が来週13日に行われます。ビデオリンク方式の証人尋問とは、どういった形で行われるのでしょうか。9日、そのシステムが公開されました。
広島県が舞台となった買収事件で公職選挙法違反の罪で起訴された河井案里被告の裁判では、東京地裁への出廷が難しい証人の尋問を、広島地裁とつないだビデオリンク方式で行います。
ビデオリンクが行われる法廷、案里被告の裁判の場合は東京地裁になりますが、証言台の横に三脚にのせられたカメラが設置されます。このカメラは裁判長が手元のタッチパネルで操作することができ、質問をする検察側や弁護側を撮影して広島地裁にいる証人側のモニターに映します。証人の様子は法廷に設置されたモニターに映し出され、テレビ会議のように証人尋問が行われることになります。
案里被告の裁判では、来週13日には高山博州広島県議、来週15日には安井裕典広島県議の証人尋問がビデオリンク方式で行われることが予定されています。