専門家会議「全国平均では僅かに感染者増」
新型コロナウイルスの流行状況について、厚生労働省に助言する専門家の会議は、「全国平均では、わずかに感染者が増えている」として注意を呼びかけました。
厚労省のアドバイザリーボードで専門家は、東京都、大阪府、北海道、沖縄県では、1人の感染者が何人にうつすかを示す実効再生産数が1をはさんで前後し、全国平均では、感染者がわずかに増えていると分析しました。
また、「感染が『拡大に向かっている』かは、とらえきれていないが、今後の動向に留意が必要」と評価しました。
先月の4連休の影響については、北海道、埼玉県、沖縄県などで、連休後に感染者が増える一方、福岡県では減っていて、なぜ違いがあるのか検討が必要だとしました。
そして、注意すべき場として、会食と地方都市の歓楽街を挙げ、注意を呼びかけました。