宮城 大崎市一部に「緊急安全確保」続く「まさか堤防が決壊するとは…」 県内4市町に避難指示も
16日にかけて記録的な大雨となった宮城県内では、いまも「緊急安全確保」が発令されるエリアが残り、警戒が続いています。
警戒レベルが最も高い「緊急安全確保」が発令されている宮城県大崎市の古川矢目地区では、片付けに追われる住民の姿がありました。
住民男性「まさか堤防が決壊するとは思わなかった」
大崎市古川では24時間で観測史上最多となる239ミリの雨が降り、近くの名蓋川の堤防が決壊。この地区では現在も「緊急安全確保」が発令されているほか、宮城県内では4つの市町、6071世帯1万5740人に避難指示が出ています。
また、気仙沼市では、大雨の影響で2000世帯あまりが断水となっています。臨時で設けられた給水所には生活用水を求める住民の姿がありました。
住民「(断水の)復旧するのを待つだけです」
宮城県内は午後も大気が不安定な状態が続く予想で、土砂災害などへの十分な警戒が必要です。