宮城県で記録的な大雨…“観測史上最多雨量”堤防決壊も
記録的な大雨となった宮城県では川の堤防が決壊したほか、各地で土砂崩れや住宅が浸水する被害が確認されています。
24時間雨量が観測史上最多の239ミリを観測した大崎市では、名蓋川の堤防が決壊しました。古川矢目地区では緊急安全確保が出され、住民は近くの小学校に避難していました。
避難した住民「水が家の中に入ってきた。畳にも上がってしまった」「いつになったら戻れるか分からない」
県内では、複数の川で水があふれ周辺の道路や田んぼなどが冠水しました。
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記録的な大雨となった日本三景・松島町。土産物店でも床上浸水する被害がありました。
土産物店では――「工房のロクロが床下に掘ってあるので、完全に浸かってしまって使えない状態」
宮城県によりますと、各地で多数の床上浸水の被害が確認されているということです。
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消防などによりますと、この大雨で2人のけが人が確認されています。このあとも厳重な警戒が必要です。