銭湯などでよく見かける「ケロリン桶」。食器として利用する飲食店に対して、販売元は注意を呼びかけています。

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ＳＮＳにあげられた写真。ひしゃくを使い、おけから液体をすくう様子が…おけは富山めぐみ製薬が販売する「ケロリン桶」とみられています。

全国の銭湯などで使用されているケロリン桶。しかし、ここ最近、ＳＮＳではお酒などをいれる容器として、おけが使用される様子が多くあがっていたのです。

そのため６日、富山めぐみ製薬はホームページで注意喚起。

「利用されている店舗様、企業様におかれましては、速やかに食品衛生法上の食器に差し替えていただけますよう、よろしくお願い申し上げます」

実際、どういった問題があるのでしょうか。販売元の担当者に聞いてみると…

富山めぐみ製薬　東京支社　管理薬剤師・北村学さん「お客様に営業上出す時に、清潔でなければいけない。中の何かがしみ出してしまったり、有害物質が溶け出してしまうということを非常に危惧しております」

何度も使うことで表面のプラスチックが劣化し、インクなどが出てしまう可能性があるといいます。

富山めぐみ製薬では、３０社５０店舗で食器として使用されていることを確認していて、食器として使わないよう、直接店舗にも連絡しているということです。