警察庁 315の行政手続きで判子廃止へ
政府が行政手続きでの判子の廃止を進める中、警察庁は、遅くとも年明けまでに、車の車庫証明の申請など、315の行政手続きで、判子を廃止することを決めました。
判子が廃止されるのは車の車庫証明や、道路使用許可の申請など、現在、警察が申請で判子を求めている315の行政手続き、すべてです。
警察庁によりますと、これらの手続きのうち、年間1万件以上申請があるのは36あり、そのうち車の車庫証明の申請は2018年度におよそ790万件あり、道路使用許可の申請がおよそ360万件、古物商などの営業許可申請がおよそ2万5000件あったということです。
警察庁は今年中に国家公安委員会規則などを改正し、申請書類から押印の欄を削除するなどの書式の変更を行い、遅くとも年明けまでには判子を廃止するということです。
※画像は「道路使用許可申請書」