東京都では２５日、新たに１２４人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。都内で感染が確認された人は、これで３万人を超えました。

都内の新たな感染者は、１０歳未満から７０代までの１２４人で、年代別では、２０代・３０代があわせて６１人で全体の半数近くを占めています。

感染経路別では、引き続き家庭内感染が多く３３人でした。半数近くの６０人は今のところ感染経路がわかっていません。また、新たに７０代と８０代の男性２人の死亡が確認されました。

２５日で都内の感染者の累計は、３万人を超え３万３３人となりました。

都内では今年１月末にはじめて感染者が確認されて以降、１万人に達するまで半年かかっていました。その後、感染拡大のスピードは増し、１万人から２万人に達するまではおよそ１か月でしたが、２万人から今回３万人を超えるまでにはおよそ２か月かかっていて、増加のスピードはわずかですが減少しています。

都の担当者は「事業者や都民の方が感染拡大防止を頑張っていただいている結果」とした上で、ＧｏＴｏキャンペーンが始まって感染の機会は増えているため、「これまで以上に感染予防策に努めていただきたい」としています。