“歓楽街からの感染拡大防止”対策を議論
大都市の歓楽街からの新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ対策などを話し合うワーキンググループが開催され、これまでの感染対策の課題や今後の対応方法について議論しました。
政府の分科会のもとに設置された「大都市の歓楽街における感染拡大防止対策ワーキンググループ」の第1回会合が15日に開かれ、全国の主な歓楽街でこれまでに行われた感染対策などについての報告や、今後、感染が拡大した場合、早期に介入するときの対策などについて話し合われました。
緊急事態宣言後、感染状況は、一度は落ち着いたものの、大都市の歓楽街から再び感染が広がった可能性があることから、感染状況が下降傾向にある今のうちに、次の感染拡大の対策をとりまとめることが狙いです。
この会議では、今後、感染を広げないために取り組むべき方策や、感染が拡大したときに早期に検知したり、感染拡大が分かったときに戦略的に大規模なPCR検査を行えるような方策の提言などを行う予定です。
提言は、秋冬に想定されるインフルエンザとの同時流行に対応できるよう、来月中にもとりまとめる方針です。