参議院議員・河井案里被告の保釈を認めた東京地裁の決定に対し、検察側は不服を申し立てる「抗告」を行いました。

東京地裁は２７日、案里被告の５回目の保釈請求に対して、保釈を認める決定をしました。この決定に対して、検察側は２７日午前、不服を申し立てる「抗告」を行いました。今後、東京高裁が案里被告の保釈を認めるか、再び判断することになります。

案里被告は、今年８月に共犯として起訴されている夫の克行被告とともに裁判が始まりましたが、その後、案里被告と克行被告で裁判は分離されました。

案里被告の裁判だけが進んでおり、先週には克行被告が、案里被告の裁判に証人として出廷、来月１３日からは案里被告の被告人質問が行われる予定です。