鳥インフル遺伝子検査で陽性確認 13万羽の殺処分始める 青森・横浜町の養鶏場
高病原性の鳥インフルエンザの発生が疑われていた青森県横浜町の養鶏場について、県は20日遺伝子検査でも陽性が確認されたとしてニワトリ13万羽の殺処分を始めました。
ニワトリが大量に死んだ横浜町の養鶏場について、遺伝子検査の結果、13羽のうち11羽が20日陽性と確認され、国が高病原性の鳥インフルエンザの「疑似患畜」と判定しました。
これを受けて、県はこの養鶏場のニワトリ13万羽すべての殺処分を始めました。
殺処分は24時間体制で行われ、土に埋める作業を含めて今月25日頃に終わる見通しです。
また周辺の道路など4か所で畜産関係の車両の消毒を行っているほか、半径10キロ圏内のほかの9か所の農場にニワトリと卵の移動や出荷の制限を行っています。
この養鶏場ではことし4月も鳥インフルエンザが発生しており、飼育が再開された後、8月の調査で対策の不備などは確認されなかったということです。