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住宅街に“野生イノシシ”捕獲作戦は…?

2020年11月10日 21:39
住宅街に“野生イノシシ”捕獲作戦は…?

10日朝、住宅街に野生のイノシシが出没しました。日中、行われた捕獲作戦の結末とは?

その現場は鳥取市の閑静な住宅街。

「びっくりしました、バンバンバンって(暴れてて)」

10日朝、住宅街の道路脇を流れる小さな川に、野生のイノシシが迷い込んでいたのです。

「(Qどんな様子ですか?)休憩している中で」

警察や市の猟友会などが駆けつけ、始まった捕獲作戦。

「全然動かんけど」

逆側から懐中電灯を使いのぞいてみると。

そこには、体長50センチほどのイノシシが。

実はこのイノシシ、発見された当初から左足をケガしていて、動きが鈍かったといいます。

そこで、花火を使って驚かせようとしますが。

「いいところ行ったぞ!動かんがなでも」

続いて石を投げてみると。

「向こう行った」

イノシシが動き出したのです。

すると、興奮したイノシシが、猟友会の男性の足をかむなどし、抵抗。一度は姿を見せたイノシシですが、再び水路へと逃げ込んでしまいました。

そして、午後4時すぎ、川から出てきたイノシシは、猟友会により殺処分されたということです。