住宅街に“野生イノシシ”捕獲作戦は…?
10日朝、住宅街に野生のイノシシが出没しました。日中、行われた捕獲作戦の結末とは?
その現場は鳥取市の閑静な住宅街。
「びっくりしました、バンバンバンって(暴れてて)」
10日朝、住宅街の道路脇を流れる小さな川に、野生のイノシシが迷い込んでいたのです。
「(Qどんな様子ですか?)休憩している中で」
警察や市の猟友会などが駆けつけ、始まった捕獲作戦。
「全然動かんけど」
逆側から懐中電灯を使いのぞいてみると。
そこには、体長50センチほどのイノシシが。
実はこのイノシシ、発見された当初から左足をケガしていて、動きが鈍かったといいます。
そこで、花火を使って驚かせようとしますが。
「いいところ行ったぞ!動かんがなでも」
続いて石を投げてみると。
「向こう行った」
イノシシが動き出したのです。
すると、興奮したイノシシが、猟友会の男性の足をかむなどし、抵抗。一度は姿を見せたイノシシですが、再び水路へと逃げ込んでしまいました。
そして、午後4時すぎ、川から出てきたイノシシは、猟友会により殺処分されたということです。