第99代警視総監に緒方禎己氏が就任 首都の治安担う警視庁トップ
首都・東京の治安を担う警視庁のトップ、警視総監が26日、交代しました。
第99代警視総監に就任した緒方禎己氏は26日午前、警視庁本部に登庁し、小島裕史前警視総監と事務の引き継ぎをしました。
緒方新総監は警視庁警備部長、副総監や京都府警本部長などを歴任し、2022年8月から警察庁の次長を務めていました。
新警視総監・緒方禎己氏「変化の兆しをとらえ、変化の先にあるものを見据え、今なすべきことに果敢に取り組んでまいりたい」
緒方新総監はサイバー犯罪への対処や特殊詐欺対策として、暗躍する匿名流動型犯罪グループの実態解明などに取り組んでいきたいと抱負を語りました。
一方、小島前総監は「全国警察をリードする役割を引き続きしっかり果たしてほしい」と職員にエールを送りました。