半分以上が「回答拒否」…“統一教会”養子縁組の追加質問 厚労省に抗議文送付
いわゆる統一教会の信者による養子縁組の実態を尋ねた2度目の質問書について、教団側が半分以上の質問に対し「回答拒否」と答えていたことがわかりました。
世界平和統一家庭連合、いわゆる統一教会の養子縁組をめぐっては厚生労働省が2度、あっせんの有無や、関連して信者から金銭の授受があるかなどの実態を尋ねる質問書を教団側に送っていました。
このうち2度目の質問書の半分以上の質問に対し、教団側が「回答拒否」と答えていたことがわかりました。
教団側は日本テレビの取材に対し、「信者の個人情報、プライバシーに関する質問に対して、当法人信者の権利を守るために回答を控えた」とした上で、厚労省に2枚組の抗議文を送付したとしています。
一方、回答を受け取った厚労省は、内容を精査した上で「適切な対応を検討してまいりたい」としています。