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コロナ禍の生活睡眠浅く…悩みに新商品続々

2020年11月24日 22:16
コロナ禍の生活睡眠浅く…悩みに新商品続々

新型コロナウイルスの感染が広がってから、眠りが浅くなったと感じる人のための、サービスや新商品が注目されています。

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24日、街で今、悩んでいることを聞いてみると。

大学生(10代)「(コロナ流行の)前よりは寝られないかなって感じします」

大学生(20代)「感染者も増えていることが原因で、寝付き悪かったり悪夢みたりするので」

あるアンケート調査によりますと、感染拡大前に比べ、睡眠が浅くなったと答えた人は、リモートワークをしている人の、およそ20%に上りました。働き方の変化が影響しているとみられます。

そんな中、睡眠の質を高めるというサロンでは、感染拡大以降、お客さんが増えているといいます。女性客は眠りが浅く、夜中に数回起きてしまうため、来店したといいます。

NEOMELIFE睡眠改善サロン 五十嵐恭平代表「(リモートワークで)PCをずっと見ているので、自律神経系が乱れてしまって、夜の睡眠の質がどんどん悪くなっているお客さん多くなっています」

どんなメニューなのか、スタッフが体験してみました。ゆっくりと押し始めたのは、おなかの腸のあたり。

五十嵐恭平代表「おなかが緊張しているだけでも、脳は緊張状態になってしまうので」

腸を刺激し、体の内側から緊張をほぐすことで、眠りやすい状態にしているといいます。

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家電量販店では、眠りをサポートする商品の問い合わせが増加。先月、発売された新商品が。

オーディオチーム マーケット・イノベーター 山口公一さん「音楽を聴くイヤホンではなくて、耳栓のようなイヤホンになります」

つけてみると、周りの音が聞こえづらくなります。

隣で寝る人のいびきなど、騒音をシャットアウトするだけではなく。アプリと連携すると、波の音などヒーリングサウンドが流れ、快適な睡眠がとれるといいます。

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9月に発売された飲み物。おなじみの商品ですが、パッケージをみると、睡眠の質を高める、と書かれています。ストレスをやわらげるというアミノ酸の一種が配合されていて、ハーブの香りが漂う商品です。

また、腸内環境を整えることで、ストレスがやわらぎ、睡眠の質を高めるという乳酸菌飲料の売り上げも好調だといいます。

アサヒ飲料健康戦略部 シニアプロデューサー 榎本哲也さん「(コロナ流行で)しっかり睡眠をとって、体調を整えようとする人が非常に増えている事実がありますので。(売り上げが前年比) 106%くらいの伸長はしていますので」

感染が拡大する中、睡眠グッズはますます広がりをみせそうです。