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地方議会の“出席停止”裁判対象に 最高裁

2020年11月25日 16:12

地方議会による議員に対する出席停止の処分が裁判の対象になるかどうかが争点となった裁判で、最高裁は「裁判の対象となる」と判断しました。裁判の対象にならないとした60年前の判例が見直されました。

この裁判は、宮城県岩沼市の元市議が発言を理由とした出席停止処分の取り消しなどを求めているもので、地方議会による議員に対する出席停止の処分が裁判の対象となるかどうかが争点となっていました。

最高裁は25日の判決で、「議会に一定の裁量が認められるべきであるものの、裁判所は、常にその適否を判断することができるというべきである」として、地方議会の出席停止処分の適否は裁判の対象になると判断しました。

1960年の最高裁による「裁判の対象とするのは適当としない」とする判例が見直されました。

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