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3万年前の祖先の気持ち体感!?科学博物館

2020年11月30日 15:46
3万年前の祖先の気持ち体感!?科学博物館

3万年前の旧石器時代に日本列島へはじめてやってきた祖先の気持ちが体感できるかもしれません!

12月1日から、東京・上野の国立科学博物館で、3万年前の大航海を再現したプロジェクトの映像が、全面スクリーンの球形シアターで上映されます。

去年7月、祖先が日本列島に渡ってきた謎を解明しようと、台湾から与那国島までのおよそ200キロを、手こぎの丸木舟でおよそ45時間かけて航海するプロジェクトが実施されましたが、公開されるのはその際、舳先(へさき)につけていた360度カメラの映像です。

球形のシアターでは、自分も船首に立っているかのような、独特の浮遊感や、地図やコンパスなどは使わず、星や太陽の位置などを目印に航行した様子が、迫力ある映像で楽しめます。

担当者は「祖先たちはどうやって広い海を越えたのか、ドキドキと興奮を仮想体験してほしい」としています。この展示は来年1月末まで行われる予定です。