能登地方 今後も強い揺れ伴う地震の可能性
石川県能登地方で続く地震活動について、政府の地震調査委員会は、活動は続いていて、今後も強い揺れを伴う地震が発生する可能性があるとの見解を示しました。
石川県能登地方では、2020年12月から地震活動が活発となり、珠洲市では今年6月19日に震度6弱、その翌日にも震度5強の揺れを観測する地震が発生して被害が出ています。
政府の地震調査委員会は12日に行われた定例の会合で、能登地方では先月25日に最大震度3の地震が発生したのをはじめ、先月から11日午前8時までに震度1以上の地震が18回発生したと報告されました。さらに、衛星を使った観測でも地殻変動が継続しているということです。
その上で、一連の地震活動は依然として活発で、今後も当分の間、続くと考えられるため、引き続き被害を伴うような強い揺れに注意してほしいとしています。