岸防衛相、旭川市に自衛隊看護官ら災害派遣
新型コロナウイルスのクラスター発生で、地域医療の崩壊が懸念される北海道の旭川市に対し、岸防衛大臣は、自衛隊の看護官らを災害派遣しました。
岸信夫防衛相「陸上自衛隊北部方面隊の看護官5名からなる2チームを、旭川市内の病院に派遣します」
岸防衛大臣は、鈴木知事の要請を受け、自衛隊の看護官など2チーム10人程度を、今月8日から2週間以内で旭川市に派遣することを決定しました。
看護官らは、道内の部隊から派遣され195人の大規模なクラスターが発生した吉田病院と、45人の感染が確認されている障害者施設の北海道療育園に、8日午後5時半ごろには到着しました。
岸信夫防衛相「北海道に対する応急的な医療支援が必要と判断したところ」
派遣された看護官などは、吉田病院など支援内容や今後のスケジュールを調整したということで、9日から本格的な支援活動に入るとみられます。