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8日夕にも“自衛官派遣命令”地域医療支援

2020年12月8日 15:04
8日夕にも“自衛官派遣命令”地域医療支援

岸防衛大臣は、新型コロナウイルスのクラスター発生で地域医療の崩壊が懸念されている地域へ、8日夕方にも自衛隊看護官の派遣を命令します。

政府は北海道と大阪府との間で、派遣先や人数、期間などの調整を続けていて、8日夕方にも岸大臣が北海道旭川市への派遣命令を出す見込みです。大阪府へも調整がつき次第、発令となります。

新型コロナウイルス対応で、医療機関支援のため看護官が派遣されるのは、8月の沖縄県以来となります。自衛隊の看護官の多くは各地の自衛隊病院で勤務し、中にはコロナウイルスの感染者を受け入れているところもあります。

岸大臣は8日午前の会見で「要請をそのまま受け入れるのは、かなり困難を伴うのではないか」と述べ、今後の派遣も慎重に吟味していく考えをにじませました。