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自衛隊“看護官” 大阪に15日から派遣へ

2020年12月11日 11:46
自衛隊“看護官” 大阪に15日から派遣へ

岸防衛相は11日午前、新型コロナウイルスの感染拡大で医療体制が逼迫(ひっぱく)している大阪府に、自衛隊の看護官ら7人を15日から派遣することを発表しました。

岸防衛相「詳細な大阪府の実情、報告を勘案しまして、大阪府に対する応急的な医療支援が必要との判断に至ったところです」

派遣は11日午前9時に大阪府の吉村知事からの災害派遣要請を受けて決まったものです。14日に派遣命令が下り、15日から2週間の予定で、重症者用の施設「大阪コロナ重症センター」に看護官1人と准看護師2人、東大阪市の「中河内救命救急センター」に看護官1人と准看護師3人を派遣します。この中には、ICUでの対応など高度なスキルを持つ看護官も含まれます。

岸防衛相は会見で、自衛隊の能力を最大限効果的な形で活用し、貢献したいと強調しました。