東京メトロ終電後 ホームドア設置工事公開
東京メトロが終電後に行われる駅のホームドア設置工事の様子を公開しました。
終電後の12日午前1時過ぎ、東京メトロ日比谷線の上野駅では、ホームドアが回送電車にのせられて到着し、作業員による積み下ろし作業が始まりました。この日の設置工事はホーム片側分の35台で、約50人の作業員によって、1時間半ほどかけて行われました。
東京メトロでは2025年度までに180駅全てにホームドアを整備する予定です。こうした新たな設備の設置や保守点検作業などは終電後に行われるため、夜間の作業時間の確保や働き手の減少が課題となっています。このため、鉄道各社は来年春に予定されている終電繰り上げで作業時間を確保し、工期の短縮や、働き方改革につなげたいとしています。