東京の住宅街にタヌキ出没 いったいなぜ?
東京都江東区の住宅街で、タヌキの目撃情報が相次いでいます。なぜ住宅街にタヌキが現れたのでしょうか。
ふっくらとした尻尾に、垂れ目のような顔の模様。タヌキです。しかし、この写真がとられたのは、東京・江東区の住宅街。
ネットでは、「タヌキですよね?うち江東区ですよね?」「近所にタヌキがいて驚いた」といった声が。
今、江東区で、タヌキの目撃情報が相次いでいます。every.は先週から現地を取材。タヌキが目撃された現場は、閑静な住宅街です。
タヌキは本当にこの住宅街にいるのでしょうか?早速みつけたのは、町内で目撃されたタヌキ情報。さらに地元の人に聞き込みをすると。
タヌキを目撃した江東区民「タヌキを見ました。こちらの道のほうに、猫にしては大きかったので」「人を警戒することなく堂々と歩いていました」
横断歩道の上や、玄関の前などで目撃されていました。
夫がタヌキを撮影した人「『タヌキがいたタヌキがいた』って、こんな所にいないでしょって」
江東区によりますと、タヌキ全体の数は把握していないものの、目撃情報は去年よりも増えているといいます。なぜ江東区の住宅街にタヌキの目撃情報が相次いでいたのでしょうか?
タヌキの生態に詳しい 高槻成紀さん「情報が江東区にあるだけで、他でも見てる人はいます。緑地があったら、その近くの公園、水路とかつたって移動する」
every.は、現地を5日間取材。すると14日夜、カメラの前に暗闇に光る瞳が!猫でした。every.のカメラでは、タヌキを撮影できませんでした。
専門家は、感染症の可能性もあるため、タヌキを見ても触らず、そっとしておいてほしいとのことです。