調布“陥没”トンネル工事要因の可能性高い
今年10月、東京・調布市の住宅街で陥没や空洞が見つかった問題で、NEXCO東日本は18日、会見を開き、外環道のトンネル工事が要因のひとつである可能性が高いとして謝罪しました。
この問題は今年10月、調布市の住宅街で道路が陥没したほか、地中に空洞が見つかったものです。
原因を調査していたNEXCO東日本は18日、中間報告をまとめ、陥没や空洞は現場付近の地下深くで行われていた外環道のトンネル工事が要因のひとつである可能性が高いとして謝罪しました。
NEXCO東日本・建設事業部 加藤健治部長「地域住民の方々、自治体の方々、関係者各位に対し、おわびを申し上げたいと思います。誠に申し訳ございませんでした」
そのうえで、現場付近は砂でできた特殊な地層だったものの、工事前のボーリング調査などでは、こうした事態になることを予測できなかったと説明しています。
NEXCOは、住民らに対する補償については誠意を持って対応したいとしていて、20日に説明会を開くということです。