調布陥没 トンネル工事との因果関係を検討
18日、東京・調布市の住宅街で道路が陥没した問題で、19日、NEXCO東日本は真下で行われていたトンネル工事との因果関係について有識者を交えた検討を行いました。
この陥没は、外環道の大規模なトンネル工事が行われていた真上の住宅街で、18日発生したものです。検討委員会では、陥没とトンネル工事の因果関係の有無が焦点でした。
東京外環トンネル施工等委員会・小泉委員長「(因果関係を)断定するのは、まだまだ今の段階では早い、ただ因果関係がないとは言い切れない」
検討委員会で、NEXCO東日本は、陥没地点の下に掘ったトンネルの内部には、ひび割れや水漏れが確認されていないと報告。
その上で19日の議論では、トンネル工事が陥没の原因かどうかは、まだわからないとしています。
NEXCO東日本は、地盤に変化がないかなど監視を続けた上で、陥没の原因がわかるまでは、トンネル工事を中止するとしています。