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中止のモデルナ接種2人死亡 因果関係不明

2021年8月28日 17:13
中止のモデルナ接種2人死亡 因果関係不明

使用が中止されているモデルナ社の新型コロナウイルスワクチンを中止の前に接種した男性2人が死亡したと厚生労働省が公表しました。ワクチンや異物との因果関係は分かっていません。

死亡したのは、30代の男性2人で、異物の混入が確認されたロットと同じ時期に同じ工程で製造されたワクチンを接種しました。2人とも、基礎疾患はなく今月15日と22日にそれぞれ接種。いずれもその3日後に亡くなったということです。死因は現在、確認中ですが、ワクチンや異物との因果関係は分かっていません。

副反応を検討する国の部会の森尾友宏会長は、「これらの死亡例が偶然に生じた可能性もあり、現時点では、ワクチンとの関係は不明。今後、使用見合わせの対象ロットの接種後の副反応疑い報告の状況、混入した異物の性質や身体への影響の可能性について情報収集に努め、審議会で慎重に評価する必要がある」とコメントしています。