東京深刻 基礎疾患ない自宅療養の女性死亡
新型コロナウイルスの深刻な感染拡大が続く東京都内で、新たに4220人の感染が確認されました。また、自宅で療養していた基礎疾患がない40代の女性が死亡しました。
東京都内の新たな感染者は、10歳未満から100歳以上までの4220人で、先週火曜日(17日)より157人減り、2日連続で前の週の同じ曜日の人数を下回りました。
年代別では、20代、30代の若い人が半数を占めていて、20代の女性は4人で会食して3人が感染したほか、20代の男性は4人で温泉旅行に行って2人が感染するなど、お盆休み中に会食やレジャーで感染したケースも目立つということです。
8月の感染者は、初めて10万人を超えて10万961人となり、月別で最も多かった7月のおよそ2.3倍と、デルタ株の感染力の強さが影響しています。
一方、40代と50代を含む9人の死亡も確認されました。このうち40代の女性は、今月5日に感染が判明し、軽症と判断されて自宅で療養していましたが、翌日の夜に容体が急変して死亡しました。基礎疾患はなく、ワクチン接種もしていませんでした。
都内で自宅療養中に死亡が確認されるのは、今月に入り12人目です。
重症者は、前日から4人減って268人に、入院患者は過去最多の4124人となりました。