新型コロナウイルスの深刻な感染拡大が続く東京都内で、月曜日としては最多となる２９６２人の感染が確認されました。重症者も１７人増えて２６８人となり、過去最多を更新したほか、自宅で療養中だった４０代の男性の死亡も確認されました。

東京都内の新たな感染者は、１０歳未満から１００歳以上までの２９６２人で、月曜日としては最も多くなり、感染拡大に歯止めがかからない状況です。

先週の連休中に感染した人が多く、２０代の男性は、友人と５人で旅行に行き、このうち３人が感染しました。また、増加が続く重症者もさらに１７人増えて２６８人となり、７日連続で過去最多を更新しました。

一方、新たに４０代と８０代、９０代の５人の死亡が確認されました。このうち４０代の男性は、今月７日に「軽症」と診断されて自宅で療養していましたが、１０日に自宅で死亡しているのが確認されました。

持病はありませんでしたが、肥満体形で、ワクチンは未接種でした。都内で自宅療養中に死亡が確認されたのは今月に入り６人目です。

都内では、入院患者が３８８１人、自宅療養者も２万２１６６人いて、いずれも過去最多を更新し、医療体制のひっ迫が進んでいます。