ファイザー社ワクチン 3月にも国内接種へ
アメリカの製薬大手「ファイザー」は18日、新型コロナウイルスのワクチンについて、国内で初めて厚生労働省に承認の申請を行いました。
「ファイザー」は18日正午前、新型コロナウイルスのワクチンの製造販売について厚労省に承認申請を行ったと発表しました。
田村厚労相「最優先で審査してまいるつもりでございますので、関係部署にはですね、最優先で迅速に審査を進めるようという指示を再度、出させていただきました」
田村厚労相は、海外で認められている薬に関して、審査に提出する資料の一部を簡略化ができる、「特例承認」の制度で迅速に審査する考えを示しました。また、申請ではワクチンの接種方法について3週間間隔で2回接種するとなっていることを明らかにしました。
ファイザーによりますと、国際的な臨床試験では95パーセントの有効性が確認されたということで、日本国内での初期の臨床試験の結果については、年明け2月までに追加で提出するとしています。承認された場合、早ければ来年3月にも国内での接種が始まる可能性があります。