米・ファイザー 厚労省にワクチン承認申請
アメリカの製薬大手「ファイザー」は18日、新型コロナウイルスのワクチンについて国内で初めて厚生労働省に承認の申請を行いました。「特例承認」の適用を求めているということです。
「ファイザー」は18日正午前、新型コロナウイルスのワクチンの製造販売について厚労省に承認申請を行ったと発表しました。
海外で認められている薬に関しては、審査に提出する資料の一部を簡略化ができる「特例承認」の適用を求めているということです。
国際的な臨床試験では、95パーセントの有効性が確認されたということで、日本国内での初期の臨床試験の結果については、年明け2月までに追加で提出するとしています。
田村厚労相「有効性・安全性をしっかりと審査した上で判断をしていく。最優先の課題でございますから最優先で審査はしっかりさせていただきたい」
厚労省は、臨床試験などの結果をもとに、今後、安全性と有効性を審査し、承認されれば早ければ来年3月にも国内での接種が始まる可能性があります。