地震で脱線の車両をレールに戻す作業開始 東北新幹線
16日の地震で東北新幹線が脱線する事故があった宮城県の現場では、車両をレールに戻す作業が始まっています。
宮城県白石市の現場では、20日午前10時ごろから、全17両のうち16両が脱線した「やまびこ223号」をジャッキアップして線路に戻す作業が始まりました。レールに戻した後は別の車両でけん引して移動させる予定ですが、撤去完了には数日かかるものと思われます。
東北新幹線は、現在、那須塩原から盛岡駅の間で運転を見合わせていて、この区間の在来線では21日まで臨時列車の運行が行われています。
JRは、東北新幹線の全線再開について4月以降になる見通しを示しています。