新型コロナウイルスの感染拡大が続く東京都内で、過去２番目となる１２７８人の感染が確認されました。また、緊急事態宣言解除後、最多となる１４人の死亡が確認されたほか、重症者も１１１人で、過去最多を更新しました。

東京都内の新たな感染者は、１０歳未満から９０代までの１２７８人で、大晦日の１３３７人に次いで過去２番目の多さとなりました。また、重症者も３人増えて１１１人となり、過去最多を更新しました。

感染経路別では、家庭内感染が２４４人で最も多く、次いで、会食や飲み会での感染が４９人いました。「家庭内感染」では、５０代の男性と、その子供など家族５人が同居する妻から感染したほか、「会食」では年末に忘年会などの飲み会で感染した人が多かったということです。

一方、新たに年代不明の男性１人を含む、４０代から９０代までの男女１４人の死亡も確認されました。

緊急事態宣言解除後では最も多く、このうち３人は、死亡後に新型コロナの感染が判明しました。都内の感染者は６万４７５２人で、死者は６４８人となりました。入院中の人はこれまでで最も多い３０２５人となり、都が確保している病床のうちおよそ８６％を占めています。

また、自宅療養者も４４８０人いて最多となっています。