能登半島地震きょうで1か月 輪島市で仮設住宅18戸が完成、入居は2月3日から
能登半島地震は1日で発生から1か月となりました。石川県内では、これまでに238人の亡くなった方が確認されています。被害の全容がなかなか見えない中ですが、輪島市では、整備が進められていた仮設住宅のうち、第1弾となる18戸が完成しました。
輪島市の「キリコ会館多目的広場」では、石川県では初めてとなる仮設住宅18戸が完成。県の職員らが住宅の設備などを確認し、その後、正式に輪島市に引き渡されました。
18戸の仮設住宅は2DKが14戸、4DKが4戸で、寒さ対策のため、ガラス窓は三重となっています。
仮設住宅への入居希望者「入りたいと希望は出しています。働くところから近いところに入ることができたらいいです」
こちらの仮設住宅の入居は3日から始まる予定で、石川県はさらに着工を進める方針です。
輪島市では、地震発生から1か月となる1日の午後4時10分、市民に防災無線で黙とうを呼びかけることにしています。