ノーマスク市議“マスク着用”で議会に出席「風邪気味で…」
大分県の臼杵市議である若林純一議員は、これまで鼻だしマスクなどを巡り、議会と対立していました。しかし、9日の議会では、急に鼻までしっかりマスクをして議会に臨んでいたのです。そのワケとは…。
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議長
「開会いたします。若林議員の発言を許可します」
9日、大分・臼杵市議会で若林純一議員が一般質問に立ちました。
この若林議員は、鼻だしマスクなどを巡り、発言を拒否されたり、議場の外に退去を命じられるなど、議会と対立していました。
若林議員は、市と市議会を相手取り提訴するなど、マスクを着けずに議会で発言する権利などを主張し続けてきました。
若林純一議員(去年12月)
「マスクをしないことによる、どういう結果になるかは覚悟の上です」
しかし、9日はその姿が一変。鼻までしっかりとマスクをして議会に臨んでいたのです。
その理由を聞こうと、取材スタッフが帰り際の若林議員を直撃。すでにマスクを外していましたが、質問に答えてくれました。
若林議員
「ちょっと風邪気味で、せきが時々コンコンと出るので、一応マスクをした方がいいかなと、マスクをしました。悩ましいところだったんですが。まぁ要は人に迷惑をかけたくない場面では、マスクをすることもある。徹底的にこだわる必要もない」
風邪気味だったということです。