大阪・関西万博開幕まで2年…岸田首相ら出席、会場予定地で起工式
大阪・関西万博の開幕までちょうど2年となった13日、大阪市の会場予定地で、起工式が行われました。
13日午後1時から、行われた起工式には、岸田首相や大阪府の吉村知事などが参加しました。大阪・関西万博は、2025年の4月13日から半年間、開催される予定で、今後、工事が本格化します。
また、秋篠宮さまが万博の名誉総裁に就任されました。
岸田首相「日本全国、そして世界から多くの人にお越しいただき、1970年の万博を超える新世紀の万博にしていきたい」
一方、万博を巡っては、資材価格の高騰などにより、「テーマ館」と呼ばれるパビリオン建設工事の入札で不成立が相次ぎ、現在も4つのパビリオンで業者が決まっていません。
また、関係者によりますと、入場券の前売り開始は、当初はことし7月の予定でしたが、開幕まで500日となる11月に先送りするよう調整していることが分かりました。
運営費が上振れする懸念があり、大人4800円としていた価格を6000円以上とするよう、見直しを進めていることなどが影響したということです。