練馬区に3700万円追加徴収 職員が源泉所得税の納付期限を勘違い
東京都練馬区は、職員のボーナスに課される源泉所得税の納付が、職員の勘違いで遅れたことにより、追加でおよそ3700万円を支払うことになったと発表しました。
練馬区によりますと、今年6月、職員に支給したボーナスに課された源泉所得税について、本来7月10日までに支払うべきところ、納付期限の勘違いにより、1か月遅れで支払い、税務署から指摘があったということです。2021年と去年にも同様のミスが発覚し、遅延のペナルティーとして、合わせておよそ3700万円が追加徴収されることになりました。
区は、当時の担当課長2人に対して賠償を求める方針ですが、2人は公務員が重大なミスをした際に損害が補償される保険に加入しているため、支払いは保険でまかなわれることになるということです。